森道市場へ向かう途中にaffordanceの革を作っていただいている、兵庫県たつの市のタンナーへ行ってきました。 
独立して16年目になりますが、当初から日本のタンナーと直接やり取りをしながら革を作っていくことをテーマにしてきました。

理由はいくつかあります。
衰退していく日本のタンナー業界の現状を、少しでも知ってもらいたいということ。
高い技術がありながら、まだ十分に活かされていないと感じていたこと。

そして、作り手とタンナーが近い距離で関わることで、より良い素材が生まれていくのではないか。そんな可能性を感じていたことも理由のひとつです。

高い技術がある一方で、業界の状況は年々厳しくなっているように感じます。
今回もお話ししましたが、多い時は30人ほどいた職人さんも、今では7人ほどになっているとのことでした。

ただ、作り手とタンナーがもっと近い距離で関わることで、まだまだ面白い素材は生まれていくと思っています。
新しい素材だけでなく、眠っている技術や活かしきれていない素材も多くあるように感じます。

affordanceでは、当初から特に“色”について相談を重ねてきました。5年前からは、毎年のシーズンカラーの製作にも挑戦しています。

少しでも日本のタンナー職人さんの存在や技術が知られ、その価値が還元される流れにつながっていけば嬉しいです。

革素材は、生き物由来ならではの個体差や表情があり、背景も感じやすい素材だと思います。 無駄なく活かしながら、ものづくりを続けていきたいと思っています。

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